少し変わった原材料の焼酎あれこれ

サツマイモ以外の芋焼酎

焼酎は、麦・米・芋といったところがメジャーな原料です。
しかし、日本全国にはかなりいろいろな焼酎があります。
例えば、芋焼酎といえば九州のサツマイモを使ったものが一般的です。
しかし、サツマイモ以外でも芋焼酎を作っているメーカーはいくつかあり、例えば里芋を使った焼酎も何銘柄か製造されています。
ジャガイモも、一大産地である北海道のメーカーを中心に焼酎が造られていて、サツマイモよりやさしい飲み口が特徴となっています。
芋に近い風味の原料として、栗から作られる焼酎も人気です。栗らしいまろやかさが味わえる「ダバダ火振」はよく知られています。

野菜やお茶などを使った変わり種焼酎

芋以外でも、普段普通に食している野菜たちで焼酎が造られていることは多いです。
トマトを使った焼酎、レタスを使った焼酎など、お酒と全くイメージが結びつかないような野菜で作られることもあります。
人参、ピーマン、ゴボウ、カボチャ、キノコなど、なじみのある野菜の多くが焼酎になっていて、焼酎を作ることができない野菜を探す方が難しいかもしれません。
お茶や海藻類などを使った焼酎も多数あります。
代表的なところでは、緑茶、紅茶、抹茶、昆布といった原料です。

日本酒や焼酎が美味しい壱岐の酒造

国税庁によって、「本格焼酎」の原料に指定されているものが49品目も

単式蒸留と呼ばれる方法で製造される焼酎は「焼酎乙類」と呼びますが、これは「焼酎甲類」よりも質が悪いということではありません。
酒税を課す法律上の分類で、甲・乙という名称が定められているためです。
しかし、「乙」というイメージを良くするために、多くの場合焼酎乙類は「本格焼酎」と銘打って販売されています。
しかし、どういう定義のものが「本格焼酎」なのかを、また法律上で定めることが出てきました。
結局、国で定めたアルコールを含む食品を発酵させ、蒸留したものは「本格焼酎」と呼んでもよいということに落ち着きます。
ここで国が穀類・芋類・水以外に指定した原料が、なんと2018年現在の法律で49種類もあります。
アルコールを少しでも含んでいる食品であれば、ほとんどの材料で焼酎を製造できるということです。
具体的な品目では、アロエ、脱脂粉乳、ヒマワリの種、ホエイパウダーなんていうものまで49品目に加えられているほどですから、今後さらに変わり種の焼酎が誕生する可能性もあるでしょう。